『「技術書」の読書術』を読んだ
二人の著者による、本の読み方本です。
タイトルに技術書とありますが、結構普遍的な内容が多かった気がしたので、小説・自己啓発・その他なんでも「本を読む」という行為であれば応用できそうです。
他の人が何を考えて本を選んでいるのか、どのように読んでいるのか知るのが好きで、その欲はそこそこ満たされました。
ただ、そういう記事を散々読み漁ってきた者からすると本書から新しく得られたことは少なかったです。逆に言えば、今まで自分が調べたことはそんなに的外れではなかったんだな!という自信にもなりました。
内容について
本の見つけ方、本の選び方、たくさん読む方法、アウトプットの方法などが紹介されています。
参考になるかは置いておいて、図書館で全然興味のない棚に行って目を閉じて適当に選んだ本を読んでみるとか、お風呂場にお風呂用クレヨンを持ち込んでメモを取っているとか、「!?」みたいな話もちょこちょこ挟まれます。今までにない感じで面白かったです。
読書記録については、本を読み終わってすぐに実践を始めました。積読が多すぎるせいで、まだ一覧化できていませんが……。
著者の読書記録をちょこっとだけ見られるのですが、本をたくさん読んでいる人は自分が思っている以上にめちゃくちゃ本を読んでいるんだなということを知れました。自分も読書を一生の趣味のひとつにしていきたいです。
自分に刺さったこと
「英語の勉強が終わってから洋書を読もうと思うな、なぜなら英語の勉強は一生終わらないから」的な記述でしょうか。
勉強が終わったら資格試験申し込もう → 申し込まない、原稿が完成したら入稿しよう → 完成しない、○月になったら○○しよう → しない。耳が痛いです。
思えば「1月1日になったら、2023年になったらやるぞ!」と思っていることがたくさんありました。明日から少しずつ片付けていきたいです。