nginxインストールから起動まで

環境

• Debian GNU/Linux 12 (bookworm)

やりたいこと

• nginx インストールして、起動するところまで

必要なパッケージをインストール

$ sudo apt install curl gnupg2 ca-certificates lsb-release debian-archive-keyring

公式の公開鍵を取得

$ curl https://nginx.org/keys/nginx_signing.key | gpg --dearmor \
    | sudo tee /usr/share/keyrings/nginx-archive-keyring.gpg >/dev/null

鍵の確認

• 公式サイトに記載のものと中身が違う場合、ファイルを削除する

$ gpg --dry-run --quiet --no-keyring --import --import-options import-show /usr/share/keyrings/nginx-archive-keyring.gpg

使用する版によって、それぞれのコマンドを実行

• Mainline 版を使うので、今回はそちらを実行
  • どちらを選ぶかは：参考 Installing NGINX Open Source | NGINX Documentation
    • Mainline 版と Stable 版がある
    • 運用サーバーに使うなら Stable がおすすめとのこと（今回はお遊びなので Mainline で）

$ echo "deb [signed-by=/usr/share/keyrings/nginx-archive-keyring.gpg] \
http://nginx.org/packages/mainline/debian `lsb_release -cs` nginx" \
    | sudo tee /etc/apt/sources.list.d/nginx.list

リポジトリの設定

• ディストリビューションのパッケージよりも、nginx.org のパッケージを優先するように
• 設定しないとディストリビューションのリポジトリからダウンロードされて、ちょっと古いバージョンで入ることがあるらしい

$ echo -e "Package: *\nPin: origin nginx.org\nPin: release o=nginx\nPin-Priority: 900\n" \ | sudo tee /etc/apt/preferences.d/99nginx

インストール

$ sudo apt update
$ sudo apt install nginx

使わなくなったパッケージを削除

$ sudo apt autoremove

インストールできたことを確認

• できた

$ sudo nginx -v
nginx version: nginx/1.25.1

起動

$ sudo service nginx start

起動できているか確認

• Active のところが active (running) になっていれば起動できている
• 止めているときは inactive (dead) とか書いてある

$ sudo service nginx status

設定ファイルの再読み込み

$ sudo service nginx reload

再起動

$ sudo service nginx restart

停止する

$ sudo service nginx stop

参考URL

• nginx: Linux packages

おわりに

• 公式ドキュメントの通りですが、メモとして