表紙に惹かれて買ったきり積んでいたのを読みました。
詳しく知りたかったけど後回しにしていたようなことがどんどん出てきて感動しました。例えば、昔PHP7.4 → 8.0へのバージョンアップについて調べていたとき、以下の文で「つまり……何……?」とクエスチョンマークをたくさん浮かべていたのですが、
非互換なメソッドのシグネチャによる継承エラー(リスコフの置換原則違反)については、 常に致命的なエラーが生成されるようになりました。
今なら何を言っているか分かるようになりました。勝手に難しく思っていたけど、大したこと言ってなかった
その他、この本に書かれていた内容(ごく一部)
- そもそもアーキテクチャって何だ
- ラッパークラスはどういうときに使うのか
- 多態性って何
- 抽象クラスって何
- インターフェースって何
- インターフェースを使うと何が嬉しいのか
- ひとつのクラスはひとつの責務というけど、責務って何
- スタブとモックって何
- スタブとモックを使うと何が嬉しいのか
- テスト駆動開発のやり方
- 依存性注入って何
- DIコンテナって何
- 開放閉鎖原則って何、具体的にどうすればいいの
- インターフェース分離原則って何、具体的に(略)
上記の疑問が解決したので、自分と同じように「何?」と思っている項目があれば前のめりでおすすめできそうです。肝心の設計の部分はまだちょっとピンときていない部分があり、サッと読んでしまったところがあるのですが、いつか真髄を理解できるだろうと信じて手元に置いておこうと思います。
読んだ本はメモを取ったらフリマアプリに出したり、必要そうな方が周りにいたら譲ることが多いのですが、定期的に読み返したいとなったのはめちゃくちゃ久しぶりかもしれません。良い本だった〜