【読書】『SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル』を読んだ

33歳で FIRE した著者の方が、人生の中で実践してきた各種考え方・ライフハックを紹介してくれる本です。

本書は「キャリア」「セルフマーケティング」「学習」「生産性」「資産形成」「フィットネス」「マインドセット」といった7つの部に分かれており、この部の中でさらに章に分かれています。その数なんと74章。どうしてこんなに細かく分かれているのかも本の中で触れられています。

タイトルこそ「ソフトウェア開発者の〜」とありますが、開発者でもそうでない人でも使える、人生をちょっといい感じにするための Tips 集という感じでした。

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内容に超革新的なことは特にないというか、当たり前といえば当たり前のことが語られているのですが……語り口のせいなのでしょうか。どのトピックもちょっとやってみようかなという気持ちになれるんですよね。

第4部の「生産性」のところが自分には特に参考になりました。うおおお今日はやりたいことが全部できたな！という日と、なんか全体的にダメダメだったな〜という日、一体何が違ったのでしょうか。時間の浪費と、そうでない使い方の違いは何だったのでしょうか。最初はやる気に満ちあふれていたけど、気付いたらそれが嫌になっていることがあるのはどうしてなのでしょうか。全て答えが書いてあると思います。

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著者が海外の方なので仕方のないことではありますが、日本では状況が違うのでちょっと活かせそうにないかな、この人はこれで成功したけど自分が再現するのは無理そうだな、ということもちらほら出てきます。自分は不動産投資をしようとも思っていませんし、最後の方に出てきた哲学も「へ〜」ぐらいで流してしまいました。

でも、全部を飲み込もうとするのではなく、参考になるなと思った部分だけ自分なりにつまみ食いして取り入れていけば良いんです。時間を計りながら作業をしてみるなど、自分も早速いくつか実践してみています！（ブログを書くのももちろんそうです）

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とにかく今から何か1つやってみよう、という気持ちにさせてくれる本でした。手元に置いておいて、たまに読み返していこうと思います。